蝉しぐれ

番外 comments(0) - くら乃屋女将
お暑うございます。
皆様お元気でお過ごしでしょうか。

日本全国夏休みシーズン、
お蔭様でくら乃屋も、書入れ時に突入しております。



さて、しばらく記事更新をお休みさせていただきまして
大変失礼いたしました。

私事で恐縮ですが、父が亡くなりました。
享年95歳、大往生と申せましょう。

本人はもっともっと長生きするつもりのようでしたけれども
夏のこの時期、お迎えに親しい人が来たようで
緊急搬送されてからほんの数日で召されていきました。

屈託ある父娘関係でしたから、
訃報を聞いてからの心模様は
この屈託を共有する姉兄たちにしか
恐らく理解されないものではないかと思うと、
その姉兄を持つ幸せに思いが至り
これはやっぱり親に感謝することに落ち着くのであります。

あ〜あ、屈託たっぷりな分、書き様も素直じゃないですね。

複雑な胸の思いに戸惑いながら
でもどうしても涙は出るもので、
人というのはメンドクサイ生き物であります。

ちゃんと亡骸にお別れを言い、送ったはずなのに
私の中では父はいつものように、
いつもの声で話しているような気がします。

どのような人物であったとしても
居る居ないにもかかわらず
父は永遠に父であり続けるのですね。

後始末の雑事を姉兄に任せっきりにして
ひとり岩手に帰る末っ子を姉兄が許してくれるのは
寛容を培ったからに違いなく
それもまた父のお蔭と申せるのかもしれません。



東京の蝉しぐれは、アブラゼミでした。

夏の日差しと
儚い命のセミたちの声に送られて
送りの儀式が終わりました。


なんだか今はとても、
ありがとうございましたと言いたいばかり。






←次回は3日、通常更新の予定でーす。




 
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