耳寄り情報

岩手の色々 comments(0) - くら乃屋女将
大変お得な情報ですよ。

岩手県内には空港は一つしかございません。
いわて花巻空港です。

この空港を発着する航空会社は、日本航空(JAL)さんと
フジドリームエアライン(FDA)さんです。

FDAさんは、本当にドリームなエアライン。
だって年末年始も含めて、全路線片道5,000円という価格で
どーんと売り出しちゃうのです。
明日の9時から発売します!
(詳しくはコチラ→をどうぞ)

いわて花巻空港は東京・羽田への路線はございませんけれども
札幌、名古屋(小牧)、大阪(伊丹)、福岡、そして時々台湾へと
つながっております。

この度のFDAさんの特別キャンペーンのチケットなら
岩手 → 名古屋 → 高知 とか
         → 福岡 とか
         → 鹿児島とかが
片道10,000円、往復20,000円という破格値となるのです!

無駄に旅に出たくなるお値段じゃございませんか。
ワタシ、一度でいいからうどん県の
本場讃岐うどんを食べたかったのよねぇ。。。。。。。。

来年3月分まで一挙に発売ですってよ。

ムラムラムラムラムラムラムラ…………。。。。。。。

むしょーに瀬戸内海が見たくなってきました。



おはぎ三つで200円、ただし食べられません


← 我がPCよ、
             「ないかい」を「内科医」と変換したがるの
              やめなはれ






 

祈る

番外 comments(3) - くら乃屋女将
秋の風景は、それぞれが美しく光に満ちています。

東雲の空に掃かれる薄紅の雲、朝日の中のススキ、
午後の陽射しに輝く金色の田んぼ、
西日に反射するトンボの羽は森の谷間に舞って蛍のよう。
日が暮れて夜空に瞬く星々が冴え、
更けて昇る三日月の灯りはロフトに溢れます。



ワタシのこの網膜に映る美しい光が
そのまま病床の彼の方の眼にも映れと祈る。

美しい風景に溢れた夢の中で眠れと祈る。

苦痛や気苦労のない世界で、暖かさと愛に満たされよと祈る。

彼の方の全ては許され、受け入れられ、感謝されよと祈る。





届かなくたって祈り倒す。

 

黄金いろ

我思う comments(3) - くら乃屋女将
今月に入ってからは、すっかり季節がひとコマ進み
9月の残暑ってなんざんしょ、ととぼけたくなる様な
爽やかな日が続いています。

そして田んぼは黄金色に変わり、豊穣の秋と言うにふさわしい
完璧な一幅の絵のごとき風景を見せてくれています。




その者、青き衣を纏いて金色の野に降り立つべし




青いシャツ着て降り立ってみたくなる中年女。
あのアニメで泣いたのはいつのころだったか。。。。


この美しい稲穂はもう間もなく刈り取られ、米になります。

米……、今年の米価は全国的に安値だそうですね。
あらぁ、米が安くなって助かるわぁ、というのは消費者の声らしいですが
そういう消費者さん、安くなって喜ぶほど
お米を召し上がっていないんじゃないでしょうか。

1日3食、お米のご飯を食べる人って少ないんですよね。
だから減反政策が施されたんですよね。

安けりゃ喜ぶ安直さが生産者を苦しめるという事を
もう少し自覚していただきたいです。
生産者が苦しめられたら、最終的に困るのは消費者のはずなのに
国産が高いなら外国産の安い食品を求める消費行動が
省みられることがないなんて、恐ろしいです。

生産者が消費者に直接売れるなら
そりゃあしっかりと丁寧に米を作りますよ。
丁寧に干して、丁寧に保管しますよ。
少なくともくら乃屋のお米は、そういうお米で
農家さんから直接買わせてもらっています。
JAの買取価とは関係なく、値段は一定です。

天日で乾燥させて、籾の状態で冷蔵保存され夏を越すお米です。

ましてや今年は全国各地で大雨の被害がありました。
生産物に影響があるのは当然です。
畑が全滅した農家さんだってあるはずです。
自らの畑をお持ちでない方には、むしろ応援のつもりで
高騰した野菜をできる範囲で喜んでお買い求めいただきたい。
それが無理でも、無事な畑があってよかったと
一緒に胸をなでおろしていただきたい。


日本から農家がいなくならないような消費行動をお願いします。
ブランドバッグより国産食糧!いぇい!


食糧配給を待つしっぽ族の食べ物をチェックしたらば…



がーん、猫缶の原産国はタイ、犬缶はオーストラリアでございました。
うう…、なんとしたものか。

できることからコツコツと、ですかね。
なんだか今日は尻すぼみ〜。。。



← 新米、新米♪




 

地元集落の秋まつり

遠野の人 comments(2) - くら乃屋女将
ご近所のリンゴ農家さんは、
自然災害に強いリンゴ農家を目指すために
副業として焼鳥屋さんを始められました。


お似合いだわ。


そしてさらに、普段は林業関係のお仕事をされているものの
本業が今一つ見えてこないお隣様は、実はくら乃屋で販売している
河童キーホルダーを製作する職人さんでもあるのですが
こちらも幅広い職種で生活を守ろうと
イカポッポ焼き屋さんになるそうです。

お顔が写っちゃったので小さめに。


その奥で焼きそばを焼いているのは、
悠々自適な隠居生活に新たな刺激を注入すべく
これまた新規事業へ参入されるご近所様です。



というのは真っ赤なウソです〜。てへへ〜。

昨日は集落のお稲荷様のお祭りだったのでした〜。




今年の9月23日は、北上市で肉フェスタ、花巻市でブルーインパルスという
厳しい競合がありました。
六神石神社の例祭も同日ですから、市内の方や観光の方は
そちらの例祭に出向かれた方も多かったのではないでしょうか。

金ヶ沢稲荷神社、別名・村兵稲荷神社は
集落の人たちだけによる小さなお祭りですが
集落の人たちが一堂に顔を合わせる貴重な機会となっており
実は密かに楽しみにしているのでありました(ワタシが)。




神楽奉納。
この舞手の女子たち、高校生とお見受けしました。
後継者絶賛成長中! 嬉しや!!



この祭りの的屋は住民で、すべてお振舞いです。
お替りもアリ。

昼間からビールを片手に、
本職顔負けの手つきで焼かれた焼き鳥をいただきまして
ご満悦〜♪

お気づきですか、お気づきですね。
この綿あめもお振舞いですから、
子どもたちは延々と作っては食べ作っては食べを繰り返します。

舌、まっかっか。。。
なんというぜいたくな食べ放題。
ちゃんと焼きそばとか汁とか食えと言ったって無駄。


離れんかい!

そういう大人たちも、
ビールの入ったアイスボックスから離れないので
説得力はゼロですな。

親が目を離しても、ご近所の誰かが必ず子どもたちの面倒を見ている、
そんな時代に育っていないワタシですけれど(ホントよ)
このさりげない光景はずっと大事にしたい無形文化遺産であります。

幼な子が近所の大人と普通に会話する、
この光景が絶滅した地域は
色々な意味で危機的状況のような気がいたします。



集落の人たちだけの、可愛らしい小さなお祭り。
これからも大切に続けたいものですね。



← 昼間のビールは、んまいなー




 

まつりの後

岩手の色々 comments(0) - くら乃屋女将
今年の遠野まつりが無事に終了いたしました。
市内の皆さま、どうもお疲れ様でした。
観客に徹した方も踊った方も、はたまた担ぎまくった方も
今日は魂が抜け出た状態ではなかろうかと推察いたします。

…だいじょうぶですか?

魂が抜け出て疲れた体には、やっぱり温泉でしょ!

ということで、本日は岩手県内のこちらの温泉をご紹介。




御高名はかねがね。
の、網張温泉。




山を随分と上がったところにありまして、天空の温泉的風景。
ん、絶景でした♪


お湯は乳白色の源泉かけ流し。
と〜ってもいいお湯でした♪
温泉の効能に「五十肩」とありましてね、
たっぷりと肩までつかりましたですよ。
ほんのちっとばかり、良くなった気がいたしました。

…今は元通りですけれどもね。
また行かなくっちゃ。。。


お祭り疲れのそこのアナタ、景色といいお湯といい
おススメですよ〜♪


今年の遠野まつりは、6年ぶりの合同開催。
土日に街を練り歩くばかりのまつりしか知らないワタシは、
八幡様のまつりの人出が少ないのは、
平日だから仕方ないのだと思っておりましたし
のんびりとした雰囲気もまた興とさえ思っておりました。

ですが昨日、この目で見たわけではないのですけれど
フェイスブックに次々とあげられるお写真や動画を見ると
境内を埋め尽くす観客や、久しぶりに馬場めぐりができる喜びに高揚する参加者たち、
南部ばやしの真っ赤な衣装が緑の芝生に冴え、流鏑馬の射手の気合が林を揺らし、
まつりを喜ぶ魂が集まって、神様を呼び降ろしたかのようでした。

移住仲間のある方は、観光客として通っていたころの遠野まつりが
やっと戻ってきた感激に、目を潤ませてしまったとか。

そうなのか、と。
まつりは純粋に人々のために行われるものであって
メンツや入込数のために本来の姿を見失ってはならないものなのね。

人あってのまつり。
そして神様が微笑みながらそれを見守るんだわ。

昨日の八幡様でのおまつりなら
きっと天岩戸の戸も開く〜♪


心の底からまつりを喜び楽しむ人たちが
こんなにたくさんいる遠野って、やっぱりいい!!



← また門掛け呼ぼうっと

 

遠野まつり、開催中〜

遠野のイベント comments(0) - くら乃屋女将
待ちに待った遠野まつり、ただ今絶賛開催ちう〜!



パレード前に、門掛け@千葉家具店さん。

中心市街地のあちらこちらで門掛けが始まっておりました。





駅前のショッピングセンター「とぴあ」店内でも始まった!
まるでフラッシュモブだわ〜。
かっちょええ〜、みんな若い子たちだわ〜、中高生軍団だわ〜♪


今年はさんさのパレードを見ることができて、大満足♪
太鼓をきっちり合わせて叩くその音に、トリハダが…!

老若男女、市民が一斉に駅前に集結して盛り上がっておりまして
今このフロントにも、かすかに太鼓の音が伝わっております。

市民全員が何かしらに参加しているといった風情で
メインの駅前通りにはカメラを構える人々の数も夥しい。

タタッと昼時の時間帯にパレードをチラ見して戻れば
頭上に拡がるものスンゴイ青空♪




青空にコスモス、そしてくら乃屋。




そしてダースベイダー。。。


これだけの郷土芸能の団体が遠野にあるという素晴らしさ。

誇りに思います。

一度でもいいから、まつりを通しで見てみたい〜。
ぜっっっったいに無理だけど。。。


← 明日は流鏑馬と馬場めぐり〜!


 

ひねもす秋の風渡る

日常 comments(0) - くら乃屋女将
ある日のこと、
サカイ様とカサイ様という名前のお客様がお泊りでした。

ふむ、妙味である。。。と思ったとたん
漢字パズルが脳内で開始されて
終われなくなってしまいました。。。

シイバさん、イシバさん
カタギリさん、タカギリさん
トモチカさん、モトチカさん

なにをやってるんだ、
こんなことで手を止めて考え込んでいる場合ではない!
と自らを叱責しても、止められな止まらない。。。

ワカタさん、カワタさん
ツカモトさん、カツモトさん
イセさん、セイさん


止めろ、キリがないぞ、いいかげんに止めるんだ!
どこからか声がする気がしても
まだまだ続く…

タキガワさん、キタガワさん
カナウチさん、ナカウチさん
クワタさん、ワクタさん

さあ、皆さまも手を止めてお考えくださいな。
ナニガデルカナ〜♪


…さてはヒマなんだなとお思いですか、
いいえ、さに非ず。
雑用だらけでグレているんです。

畑にも行けやしない。ったく〜…。



遠野はいよいよお祭りモード。
夜な夜な町の方から踊りの練習の
笛の音や太鼓の音が聞こえてきます。

まつりが終われば、稲刈りだぁ〜。





青い空、白い雲、黄金の田んぼ、緑の山。
山肌から田んぼにすべり降りる雲の影、
日なたの光、ひんやりした風。
たなびく稲穂、肩揺らす秋桜。

田舎の、いちばん美しい季節です。


← 黄金色のじゅうたん〜♪




 

門掛け@くら乃屋!

我思う comments(0) - くら乃屋女将
一般的には「門付け」と言うらしいですね。

お正月にお宅の門前にて獅子舞をするなんて
ドラマや映画、もしくは小説の世界でしか知らないのですもの、
遠野での門掛けが、お願いすれば来てくれるかも、だなんて
思いもしませんでした。

さ、ご到着でございますよ〜。



考えてみればこんな贅沢なことはありませんよ。
境内やパレードでしか見られないしし踊りを
間近で、家の前で披露してくれるんですもの。

くら乃屋のために、そのためだけに舞ってくださるのを見たら
きっと自分は号泣するに違いないと思ったのですが
あっさり我慢できました。

だってですね、こんな小さな舞い手さんがいらっしゃったのです。




階段と見るや上らずにいられぬコマイ踊り手、
かれらのDNAには既にしし踊りの笛と太鼓のリズムが刻まれております。

そんな伝統芸能の担い手の前で、感傷的な涙は似合いませぬ。


「柱がかり」という演目を見せていただきました。
どういう謂れのものか後で訊いたのですが、
使用言語に若干の差異があり、理解するに至りませんでした。とほほ。

でも、でも、とても嬉しく、誇らしく思いました。
掛けていただいたことで、
遠野で商売をする者として認めていただいたような気持ちです。

見ている最中、やはり何度かウルっとしてしまったんですけれど
弛んだお腹をぐぐっと引き締めて耐えました。



ししが一匹しか来られなかったこと、
その一匹の体型のせいで激しく勇壮な踊りのはずが迫力不足になって
申し訳なかったと世話人の方が仰いましたけれど(これは分かった)
いえいえ、しし踊りをどうこう言えるほど目は肥えておりませんゆえ
十分堪能させていただきました。
あやうく落涙するほどに、感激もしておりました。


ありがとうございました。




こういう時には、やはり「お祝い」と称するものを心づけなければなりません。

お世話人の方にそれをお渡ししたらば、
御礼の舞ってのもあるんで、と
舞いのお替りも頂きました。

一匹で頑張るししさん、ゼェハァ言っていたのに、ごめんなさい。
でも、本当にありがとうございました。



今日のお写真は、全てご近所様撮影です(除:タオルの写真)。
こちらも、どうもありがとうございました!!



← 今週末が、遠野まつり〜♪ 



 

りんご りんご

遠野のおいしい comments(3) - くら乃屋女将
このお写真を覚えておいででしょうか。






5月の末、遠野市一帯に
雹が叩きつけるように降った時の画像です。

今年は日本各地で、大きな災害が発生しましたから
この雹が降ったという事は、恥ずかしながら記憶の外にありました。


いつもお世話になっているご近所のりんご園さんにお願いして
ご無沙汰のお詫び代わりに西の方にりんごをお送りしようとしましたら
若奥さんの表情が重い。。。

事情を聞けば、この時の雹のせいで、ほとんどのりんごに傷がついてしまった由。
雹に当たらなかったのがない、くらいだとか。

えー!そうなのー!





左は「つがる」、右の小ぶりなのが「さんさ」。
「さんさ」は噛めばシャリッと歯ごたえよく、手のひらに収まる可愛らしさが
実の引き締まりに通じるようで、ほどよい甘味と酸味。

でも、ことしの「さんさ」は、せっかくの美人さんのホッペに…



たったこれだけの傷でも、商品としての価値は下がります。
下がるなよ、そんくらいでー。

りんごの栽培は、とてもとても手間がかかります。
雹で傷がつけられたりんごに、
それでも手をかけて出荷させる農家さんの心情やいかに。

美味しいりんごに変わりはないのに、生産者でなくとも悔しいです。

遠野のりんご、応援してくださる方がおられましたら
どうぞメールにてお知らせくださいませ。
このリンゴ農園さんをご紹介させていただきます!!

がんばっぺし!




黒いりんご。 なんつて。 



← 今は「つがる」がおいしいですよー♪


 

本日は晴天なり〜

日常 comments(2) - くら乃屋女将
昨日と今日は青空がのぞく良いお天気でした。

陽射しは強くとも流れる風は爽やかそのもの。
ああ、なんて素敵な初秋の一日。



今朝は気温も10℃台で涼しく、みなぎるヤル気!
なので、滞っていた案件に着手しました。

猫トイレ、一斉洗浄ー!

7月〜8月は何も他のことに手が回らないので
アレやコレやが山積します。
色々と不義理をしてしまっている方々には本当に申し訳なく
もうちょっとで背筋も凍る閑散期に入りますから
あと少し待っていてくださいまし。


さて、猫トイレ一斉洗浄。

どうせ洗浄したって、すぐに汚すに決まっているんですよ。
トイレですから。

しかもですね、トイレが綺麗になったところで
ネコたちが「わー、きれー、うれしー、ありがとー」
なんて言うはずもなく、せっかく洗い上げたトイレをですよ
さも不審物のようにクンクン臭いをかいでですね
あまつさえソッコーで下痢なんぞやらかしたりするもんなんです。
んにゃろー。

そんな仕打ちに耐えなければならない飼い主は
一層の下僕感を味わうこととなり
ネコにとって人間なんて、結構使えるイキモノ程度なのよね
と必要以上に卑下たりするんです。

それなのになぜ猫など飼っているのか、ですって?

そりゃあアナタ、猫熱に感染しているからですよ。
猫熱は一旦感染すると治りませんの。
そして人から人へ感染を拡大させたりもします。

どうして猫熱に罹ってしまうかと申しますと
そこに猫がいるからです。


猫トイレが綺麗になって喜ぶのは飼い主、
えーえ、お猫様には一切関係ございませんー。

いーんです、今日はお天気がいいので、そんなこたぁいーんです。




今日も天気だ、猫たちが丸い。

平和で、良い一日であります。



← 丸まっていないのは、だーれだ

 
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