大向うから
03/30Mon
遠野のおいしい | comments(0) | - | くら乃屋女将 |
「民宿とおの」の若き3代目は、
要太郎さんとおっしゃいます。
野望深き彼は受け継いだ民宿だけでは飽き足らず
すぐ隣の敷地に築百年の蔵を移築し、
ラグジュアリーな空間を醸し出すダイニングと
一日一組限定の宿泊施設を作りました。
趣向を凝らしたこの施設は「とおのや要(よう)」といいます。
当初、彼の野望に理解を示す人は少数派で
遠野でこんな商売できるわけねぇ、
と批判的な方の方が多かったのだそうです。
宿泊施設についてはさておき(一応ライバルだもんね)、
このダイニングについては、
遠野でこそ成功してほしいと応援しておりました。
ここで供されるお料理は、要太郎さん渾身の一皿が並びます。
それは素材だけに頼るものではなく、しっかりと「料理」されたものです。
特筆したいのは、肉でも魚でも熟成させること。
要太郎さんの真骨頂、醸しが加えられるのです。
プロシュートさえ手製です。
本より「民宿とおの」では、オリジナルのどぶろくが自慢。
ワタシはどぶろくの概念を、こちらの一本で覆しましたんです。
麹までが飲みやすいとは!
こうしたことからワタシは彼を
「醸田要太郎(カモシダヨウタロウ)」と呼んでいたのでございます。
語呂もなかなかでございましょ。
ぬふふ。
さてこの度、またまた彼は新しい試みに挑戦しました。
どぶろくに果実を加えてフルーティに仕上げた
「どぶきゅ〜る」を開発したのです。
先日は東京まで出向いて、営業してきたそうですよ。
ここまで来ますと、もう「宿」の枠を超えておりますから
なにか屋号をつけて民宿から離そうということになりました。
そこで彼はワタシが勝手につけた呼び名を採用し
「醸し田屋」を名乗ることになったのです!
いよっ! 醸し田屋っ!
モデル、醸田要太郎。
見せに来てくれました。できたてホヤホヤの法被を。
紋はどぶろくを注ぐ器です。 よう似合ってますよ♪
僕も着てみたい。。。
ぴー助サイズは作ってません。
外野の声に怯まず挫けず、彼は頑張っております。
若い人がそのように奮闘しているのを見て
ワタシも座して文句ばかり言う人になってはおられません。
彼の屋号を大向うから叫ぶとともに
それに相応しくありたいと思うのでございます。
いよっ!醸し田屋っ!
← 舞台は遠野から都会へ
要太郎さんとおっしゃいます。
野望深き彼は受け継いだ民宿だけでは飽き足らず
すぐ隣の敷地に築百年の蔵を移築し、
ラグジュアリーな空間を醸し出すダイニングと
一日一組限定の宿泊施設を作りました。
趣向を凝らしたこの施設は「とおのや要(よう)」といいます。
当初、彼の野望に理解を示す人は少数派で
遠野でこんな商売できるわけねぇ、
と批判的な方の方が多かったのだそうです。
宿泊施設についてはさておき(一応ライバルだもんね)、
このダイニングについては、
遠野でこそ成功してほしいと応援しておりました。
ここで供されるお料理は、要太郎さん渾身の一皿が並びます。
それは素材だけに頼るものではなく、しっかりと「料理」されたものです。
特筆したいのは、肉でも魚でも熟成させること。
要太郎さんの真骨頂、醸しが加えられるのです。
プロシュートさえ手製です。
本より「民宿とおの」では、オリジナルのどぶろくが自慢。
ワタシはどぶろくの概念を、こちらの一本で覆しましたんです。
麹までが飲みやすいとは!
こうしたことからワタシは彼を
「醸田要太郎(カモシダヨウタロウ)」と呼んでいたのでございます。
語呂もなかなかでございましょ。
ぬふふ。
さてこの度、またまた彼は新しい試みに挑戦しました。
どぶろくに果実を加えてフルーティに仕上げた
「どぶきゅ〜る」を開発したのです。
先日は東京まで出向いて、営業してきたそうですよ。
ここまで来ますと、もう「宿」の枠を超えておりますから
なにか屋号をつけて民宿から離そうということになりました。
そこで彼はワタシが勝手につけた呼び名を採用し
「醸し田屋」を名乗ることになったのです!
いよっ! 醸し田屋っ!
モデル、醸田要太郎。
見せに来てくれました。できたてホヤホヤの法被を。
紋はどぶろくを注ぐ器です。 よう似合ってますよ♪
僕も着てみたい。。。
ぴー助サイズは作ってません。
外野の声に怯まず挫けず、彼は頑張っております。
若い人がそのように奮闘しているのを見て
ワタシも座して文句ばかり言う人になってはおられません。
彼の屋号を大向うから叫ぶとともに
それに相応しくありたいと思うのでございます。
いよっ!醸し田屋っ!
← 舞台は遠野から都会へ