どぶきゅ〜る

遠野のおいしい comments(2) - くら乃屋女将
東北地方も梅雨入りしました。
やっと、ですね。
でも今日は雨はなく、重く厚い鈍色の雲に覆われて
昼間なのに暗めです。。。どよよ〜ん。。。

でも気分は明るめにしたいので、
今日は「どぶきゅ〜る」のご紹介。

「どぶきゅ〜る」とは、世界初の果実を使ったどぶろくです。

もともとどぶろくって、田舎の爺様が自分とこのコメで
コッソリ作っていたと言われている濁り酒のことでしょ、
と思っていらっしゃいますか。 ますね。
ソレ、誤解です。

確かに濁り酒ですよ。
でもですね、どぶろく特区の遠野には
我らが「醸し田要太郎」さんがいるのです。
彼の作るどぶろくは、爺さんのそれではございません。
火入れもせずに瓶で数か月熟成させておるのです。

甘酒とかを口にしますと、口に麹のザラザラが残りましょう?
チッチッチ(人差し指を振ってます)。
要太郎さんのどぶろくは、あの粒が舌の上で溶けて
滑らかに喉に落ちていきます。

そんな彼が作ったのが「どぶきゅ〜る」です。




女性好みの甘いお酒、と思われちゃうんだろうなー。
ここでも、チッチッチ(以下同文)。

アルコール度数5%ながら、ちゃんとリキュールです。
果実酒には違いないのですけれども、その風味が何とも贅沢です。

栓を開けるとシュワっとして、
口に含めば芳醇な果実の香りに包まれます。
なのにどぶろくの滑らかなのど越しと「酔い」がちゃんとある。
ホントに、新境地です。


例えば休日の午後、
アイロンかけも靴磨きももうやめにして
休日であることを満喫しようと決め込んだ日。

窓辺にオットマンと椅子を寄せて「どぶきゅ〜る」をグラスで楽みましょう。
濃厚な果実の香りを味わううちに、
やがてどぶろくがとろんと弛緩を連れてくる。

休日だもの、ふわりと酔っちゃいましょうね。

緩んだ目に映るのが、今日のような曇天でも善哉。
なぜって休日なんですもの。

お相伴にお勧めなのは、ビターチョコレート。
カカオ70%以上の甘くないチョコレートなら、
「どぶきゅ〜る」の風味を一層引き立ててくれますよ。
(くら乃屋女将の個人の感想です)

ご興味がわきました? ましたね♪

取扱い店舗は、

遠野なら「松田酒店」

東京は「はせがわ酒店亀戸本店」@江東区 と
「大塚酒店」@練馬区

大阪は「山中酒の店」

などですが、他にも取り扱っているお店がございますので
…とここまで書いて、該当するwebページがない。。。
えーっと、取扱店舗があるのは盛岡市、北上市、一関市、花巻市のほか
神奈川県横浜市、熊本県熊本市、徳島県徳島市、以上です。
もっと詳しくと仰る方は、この記事のコメント欄にてお問い合わせくださいまし。

あ、コチラでお買い求めいただけるようですよ。→

「どぶきゅ〜る」は、林檎、赤ぶどう、白ぶどうの3種。
もっちろん無添加です〜♪


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後期に突入…かも

日常 comments(1) - くら乃屋女将
バタバタバタバタ…。

なるべく早く体を動かすようにしてお仕事をしておりましたが
久しぶりの満室は、やはり足がもつれますね。

ドンくさくなったなー、と自覚はしていたのですが
どれ程進行しているかは「?」でした。

今日ですね、前回の記事にいただいたコメントにヒントを得まして
滑舌チェックをしたんですよ。
バスガス爆発、とかね。

そーしたら、あーた、発見しましたよ。
文っぽいのは言えるんですが、50音が怪しいんですよ、とほほのほ。。。

「かきくけこ」、クリアな発音が…際どい…。
んじゃ、と試して愕然、「こけくきか」が、首相レベル!!!

「らりるれろ」、あ、大丈夫だ。。。
「ろれるりら」、すんごい何度も練習して、OK!

「か」行がダメですねー。なんてこった。
首相のこと、笑えないじゃーん。
いやー、ごめんねー首相。

中年を自負して早や数年、
今や後期高齢者ならぬ後期中高年のようですわ。

シワとかシミとか膝とか腰とか、
もうフィジカルなもんは気にならないんですけれど、
滑舌は落とし穴でしたねー。 結構凹んでおります。

立て板にすりおろし山芋か。。。

自分で自分の肩を抱く、そんな日曜日。




牙一本になろうと、奥歯全滅しようと、凹みとは無縁なこの方の
生きる姿勢に学ぼうか。

「こけくきか」「かきくけこ」「こけくきか」「かきくけこ」…。
頑張れワタシ。。。



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着きたてホヤホヤ

番外 comments(0) - くら乃屋女将
今日こそは爽やかな記事にしようと思っていたのに、
先ほど手元に届いた郵便がございまして
げんなりしているところです。

実際の総数は1,014,653人だったそうですね。

そのうちの一人でした。

「不正アクセス事案についてのお詫びとお願い」ですって。

不正アクセスと仰いますが、あーた、パスワード設定もせず
あからさまに怪しいファイルを、のほほーんと開いたのは職員の方でしょ。

この文書のタイトルからして、反省していないのが読み取れます。

これから先ワタシが年金受給者となった暁には
本当にご本人ですかと、窓口で嫌がらせのような本人確認が行われることでしょうね。
職員のおバカなミスのせいで、どんだけ不快な思いをさせられるんでしょう。

あの機構の方たちって、少し前までは社会保険庁という名前で
庶民がせっせと積み立てた年金の記録を、どーゆーわけか失くして
自分たちのミスの尻拭いもろくにできず、
30年前の領収書を出せって言う人たちでしたよ。

この件についてここで公開するのはいかがだろうかと思ったのですけれども
当事者だからこそ申せることがあると気付きましてね、
万が一ワタシの個人情報漏えいが基で不利益を被ることが発生したら
機構さん、どう保障してくれるつもりですかと尋ねます。

そして本日以降、
保険会社を含むおよそあらゆる金融機関からの電話連絡を
お受けしないことをここに宣言いたします。

もしこれをお読みの金融関係の方がいらっしゃいましたら、
どうかご理解いただきますようお願いいたします。

本日届いたこのお知らせは、
生きている限り保管しておかなければならんでしょうな。
あーたたちがボケナスだったから、こーゆー目に遭ってるんですけど!と
受給日の度にいちいち怒らなくてはならんのかしら、げーんなり。

まだまだ言いたいことは山ほどあるのですが
今日はこの辺で勘弁すると致しましょう。



ああ、せめてお写真は爽やかに…!




マイ畑の初収穫、今年はラディッシュでした。 
少ない雨でも良く育ってくれました。


そして先日は思いがけないお土産が♪



しゃっきしゃきの新鮮山葵〜♪ 山葵漬けに直行〜♪



えー、万が一電話口のワタシがぶっきらぼうになっていたとしたら
疑心モードの場合ですので、予めご了承くださいませ。



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父は戦場にいた

我思う comments(4) - くら乃屋女将
沖縄での式典で、首相が「帰れ」とヤジを受けたことが
全国的に報道されないことに首を傾げつつ書いております。
報道されました?
あまりテレビを見ないので、間違っていましたら御免なさいまし。

えー、前回に引き続き重めの記事になりますこと、ご容赦ください。
うぜーと思われましたら、どうぞここでお止めになってくださいませ。
次回はきっと明るい話題で…♪
   ・
   ・
   ・
   ・
   ・

…さて。


慰霊の式典でヤジは良くないという意見もありますが、
御霊の前でこそのヤジだったのではないでしょうか。
このままでは沖縄戦の犠牲になった方々に
顔向けができないと思えばこその行為だったのではないかと
ワタシは感じました。


もうすでに故人となりましたワタシの父は、山形の農家の二男坊でありました。
戦争になってから、赤紙で徴収されれば南に行かされる、
南に行ったら生きて帰って来られない、と考えた父は志願して陸軍に入隊しました。
そこで機械修理の仕事に就いたそうです。
戦車を1台分解して、組み立て直すことができたと自慢しておりました。

父は満州で終戦を迎え、運悪くソ連軍の捕虜となり
シベリアに送られ凄惨な抑留生活を送りました。

どんな生活であったか、子どもの頃何度か聞いた覚えがあります。

また、ワタシの母は東京大空襲の日、
防空壕に逃げて難を逃れたものの実家は焼失し
自分の部屋にあった本棚が、本の入ったそのままの形で
真っ黒な炭の塊になっていたそうです。

所詮戦争なんて、ろくでもないものです。

ようやく引き揚げて帰国した父に、戦後の恩給は出ませんでした。
志願兵だったからです。

ではシベリアで強制労働させられた父は、ソ連を恨んでいたでしょうか。
否。
戦争をするということは、そういうことだから、と
父はソ連に対してもアメリカに対しても
特段憎んだりしていませんでした。

おそらく、これはワタシの推測ですが、
満州で父がどのような行いをしたかによって
戦勝国に対する心象も変わるだろうと思われますから、
日本兵の一人として蛮行に手を染めたのかもしれません。
満州でのことは、あまり話しませんでした。

何故、今日このような記事になったかと言えば
戦争を知らない世代が大多数の今日にあって、
戦争体験者でなくとも、語り継ぐべきことがあると思ったからです。

ある日ある時、唐突に戦争が始まるのではないのです。

じわじわと、そういう雰囲気が醸し出され
最後には「おのれ、英米、目にものを見せてやる!」と歯ぎしりしながら
全国民が盛り上がっていったのです。
今は、赤い旗の国に辟易するように仕向けられていますしね。
全国民があの国を嫌いになれば、戦争はとても近くなりますもの。


戦後70年、まだ沖縄には平和でのどかな風景が戻りません。

国の安全は、誰にも保障されません。
自衛隊員に、銃を持って外国に行けと命令させてはいけません。
それは日本を守ることにはなりません。絶対になりません。

戦後70年、もう十分でしょう。
星条旗の後光が弱くなったって、知らんがな。


やれやれ…、書いていて気が重くなってきました。
これを公開していいものかどうか、
しばらく躊躇したことも、どうか斟酌してくださいまし。

このような記事ですが、どなたかの心に届きましたら幸甚です。





せめて写真だけでも穏やかに。。。うとうと。。。



← 黙っていられなかったの。。。




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礎の一つ

我思う comments(0) - くら乃屋女将
違憲状態だと認識されつつも、繰り返される選挙。

投票権の対象者を18歳以上に、となりそうですね。
若者は政治に興味がないと言われて久しいですが、
最近では違うようですよ。
かつて若者で、今や中堅どころとなった大人の方こそ
大半が政治に関心を持っていないとか。

あーあ、投票権をないがしろにしているくせに
世の中が変わるわけじゃないから投票に行かない、なんて
屁理屈にもならないこと嘯いているのは
むしろ大人の方だなんて、恥ずかしい限りです。

大体ですよ、世の中がアナタの1票で変わっちゃうんだったら
そんな恐ろしい1票を行使する方が勇気が要りますよ。
責任が重大すぎますもの。

そして、そのもっともらしい嘯きが
フレーズとなって若者の口に上っているんじゃありませんか。

投票率が1,2割だなんて、
民主主義社会と胸を張って言える数字じゃありませんよね。
他人任せ社会というんですよ、こんなのは。

これから50年以上、日本に暮らしていかなければならない世代の皆さま、
無責任な大人の屁理屈を、そのままコピーしてはいけません。

今後彼らは自分たちの老後に有利な投票行動に走りますよ。
トンデモナイ世の中にされちゃいますよ。

ワタシたちは礎の石の一つに過ぎませんけれど、
所詮一個でしかないんでしょ、とそれを引っこ抜いたら
どういうことになりましょう。

若い方に投票権、遅すぎるくらいだとワタシは感じています。




水清ければ魚棲まずなんて、魚に失礼です。
清廉すぎると居心地が悪くなるニンゲンの喩に使わないでよねー。



← 稲荷穴の水は今日も清し



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雷雨なう

遠野のイベント comments(0) - くら乃屋女将
先ほど近い所に落雷があり、
ビックリしたぴー助は、梁の上に逃げましたぴー。

恐かったぴー。



地震の時も一目散に逃げるぴー。 根性のないぴーであります。


一方、



音のない世界で暮らすたまさんは爆睡中。
何か起きた時には真っ先にこの子をレスキューせねばと
心を決める雷雨です。

で、先ほど水が止まりまして焦りました。

くら乃屋には市の水道が来ておりませんで、
井戸水を使用しております。
電気が止まるとになると必然的に断水が起きるので、
すわ停電かと番頭とオタオタ。。。

結果、配電盤のスイッチが降りていただけで
すぐに復旧しまして、胸をなでおろしているところでございます。

ふー、やれやれ。。。

停電の際は、どう過ごさねばならないかは経験済みなれど
やはり非日常の中に叩き込まれるのは、精神的な負荷が大きいもの。

復旧しなければ本日のお客様の転宿を手配しなければいけませんから
ちょいと緊張しました。

何事もなくお客様を迎えることができるって
なんて幸せなことなんでしょう。

さーて、明日は遠野駅前で「バケツでジンギスカン大会」です。

遠野市民なら一家に1台は必ずある、ジンギスカンバケツで
青空のもとBBQをしましょうよ〜♪の大会です。
あ、遠野でBBQというのは自動的にジンギスカンを指しますので
そこんところヨロシクです。

駅前の会場ではビールや遠野バーガーや
熊の爪や熊の牙も売っておりますですので
是非お立ち寄りくださいませ〜。

くまモンの帽子かぶっているのが、熊の屋です〜♪

旅やイベントなどの非日常が楽しいのは、堅牢な日常あってこそ。
ジンギスカンを食べながら、この麗しき日常を寿ぎませう。



← 雨が上がったぴー♪



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草を抜く

comments(0) - くら乃屋女将
五月の連休明けに畑を耕してもらってから
二週間ほどして種を蒔いたので
ちょうど一か月が経過したことになります。

借り物ながら、マイ畑。

すぐ隣は畑の大家さん(奥様のほう)が
手慣れた感じで育てている作物が、やけに順調そうに見えます。

本当に、手慣れた感は植えられた苗を見ただけでわかります。
それはワタシの植えたものが、何故だかあからさまにブサイクだからです。

どうしてブサイクになるんでしょう。
恐らく、畑の流儀をまるっきり無視しているせいかと思われます。
やってみて、コケて学ぶタイプ。

とはいえ、ワタシの畝は真っ直ぐになりませぬ。
カハハ。

でもですね、ちょっとだけわかったこともあるのです。
土寄せの意味とか。

今日は午前中のうちに草と戦ってまいりました。
草は元気ですね。
繁茂の勢いがスゴイです。

毟っていると無心になれます。
汗が噴き出ても腰が痛くなっても、心が空っぽになっていきます。

畑の草を取っているだけなのに、
果てし無い空の向こうに魂が飛んでいく感じがします。

誰もいない、無音の畑。
時折空を横切る鳥の声と、風と林の木がしなる音しかしない畑。

なんだかものすごく好きな場所になりつつあるのでした。
写真がなくてごめんなさい。カメラを持って出ませんでしたの。

もっともっと作物のことが分かるようになったら
ジャガイモの花とおしゃべりができるかな、なんて妄想しております。





今年の実山椒。 これは畑で採ったのではなく、産直で入手しました。

一袋100円でたっぷりあるのに、三袋も欲張ったせいで
こちらの草取りはしんどかった〜。

この実山椒でペーストを作ってみました。
お肉にちょっと乗せるだけで別世界ですよ〜。



← 畑で汗をかいても痩せはしない



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6月の憂鬱

岩手の色々 comments(2) - くら乃屋女将
どうも。

前回、柄にもなくメソった記事にしてしまい、ちょっと赤面中。 
てへへん。

あれからちょっとしたイイ事が続きまして、
すっかり気持ちは回復しております。
ご心配くださった皆さま(そんなんいない?)、ありがとうございました。

まあ、それでなくとも5月、6月は憂鬱な時期なんです。
なぜかと言えば、お支払いが目白押しなのでございます。

組合費とかー、税金とかー、WEB管理費とかー、会員費とかー、
年度が改まりますと、ソレっとばかりに来るわ来るわの請求書。

お商売をやっているからにはどぉーしても避けて通れぬものですゆえ
お支払するんです、涙を流しながらの笑顔で。

この間は「花火大会協賛金のお願い」なんつーモノも来ましてね。
協賛しようじゃないの、ちびっとだけど、と
かろうじて残っている袖をかすかに振っている今日この頃でした。

無い袖は振れませんが、袖があれば振りましょうともよ、
だから商売繁盛を祈り倒しているのでございますよ。





もっと高みへと、羽ばたきたいのだ! ノスリンのように!


というわけで、今日から記事の下に
遠野への旅をいざなう広告じみたバナーなどを
貼り付けることにいたしました。

一番下だから目障りではないでございましょ?
このくらいはお許しくださいますよね?

そして、ご紹介をば。
 



が、画像が縮小できなくてごめんなさいマシ。

この子、少し前から岩手の様々なキャンペーンに登場している
岩手県公認キャラクター、ケロ平(けろひら)君です。

知名度がイマイチなようでしたので、
これを機に、どうぞお見知りおきを〜。



←イラストは可愛いの、イラストは。

 

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犬が、いない

番外 comments(4) - くら乃屋女将
さくらがいなくなって、もうすぐ2ヶ月です。

朝と夕方、妙にぽっかりと手持無沙汰な時間ができました。
散歩、ですね。
晩年ほぼ寝たきりになったさくらは、散歩に出ませんでした。

ですから、突然失われた習慣ではなかったはずですのに
やっぱり時間のやりくりの修正ができていないようです。

生き切ったさくらを、生かし切ったと胸を張れないのは
介護期間の間に何度か
「もういい加減にしてほしい、もう頑張らないでほしい」
と思ったことがあるからです。

そんな自分を反省して、
この限られた命に尽しぬかなければ
悔いが残ると挽回しようとしましたが、
一度むき出しになったキタナイ心は
上塗りなんぞでは誤魔化せませんでした。

いよいよ意識がなくなった時、腕に抱いてはいましたが
ワタシはテレビの画面に気を取られ、
息を引き取るその瞬間にさくらを見てはいなかったのです。

何をどう反省したものか、何をどうして悔やんでいるのか
整理がつかないままでいます。

こんな記事を書いて、誰に許してもらおうとしているのか
自分でもよくわかりません。

ただ今日は、エゾハルゼミの声を
家の中で聞いているのが妙に辛いのです。

ごめんなさい。

愛し抜いたと言えなくて。。。






←こんな記事でごめんなさい

 

アントキノキオク

我思う comments(0) - くら乃屋女将
遠野市消防本部に所用がございまして訪ねましたら、
敷地内にこの建物ができていました。




展示物のみで、無人にして入場無料です。


震災当時、支援本部を設置していた遠野市の職員が
模造紙に手書きで最新情報を書いて張り出していました。

呼びかけに応じて、避難者のために布団を提供したときも
この本部に持ち込んだのでした。




遠野市民は、毎日おにぎりを数千個作って、沿岸部に届けていました。





全国の自治体から、途切れることなく水やコメなどの支援物資が届いていました。


遠野市民が前のめりになるように
全力を傾けて支援をしていた状況が生々しく展示されております。

見ているうちに、涙が止まらなくなって困りました。



事件や事故や、災害などから時間が経つと
風化させてはいけない、と言うのを耳にしますが
ワタシはそれとは少し意を異にしています。

感受したものが違うのですから、
多少の風化は免れるはずはないのです。

忘れたくとも忘れられないほど、胸に刻みつけられた人と
同じような心象でいられるはずがないのです。

これだけたくさんの支援をしてくださった方々が
それぞれの形で、深さで、残像をとどめてくだされば
それでいいと思うのです。

今となっては対岸の火事でも、それはそれで幸せの証ではないでしょうか。

常に危機感を持って暮らしていくなんて、尋常ではありませんもの。

日々の何気ない小さな幸せの種を愛でることも、
過去の辛い経験をひととき忘れることも、とても大切だと思うのです。

風化って…、なんでしょうね。




この平穏な景色に心奪われるのも風化でしょうか。




モフれる幸せを、願わくはあまねく皆さまに。


今日のタイトルを「トッカータと…」にしようとした自分のバカ。。。





← お時間のある方は是非お訪ねください





 
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