良いお年を

思えば遠くへ来たもんだ comments(0) - くら乃屋女将

ワタシの今年の重大ニュースの筆頭は

なんといっても

「日本語教師復帰」ですね。

 

眠っていたスキルを叩き起こして

かなりな頭のリハビリが必要でした。

 

 

頭ばかりが眠っていたわけではなさそうで

若人主催の遠野物語のフィールドワークに参加して

忘れかけていた初心を呼び覚ましました。

 

 

 

 

名付けて

おもしろTONO学。

 

 

遠野物語の原文で挫けたものの

現代語訳を読んでドハマりしたという主催者君が

心の底から面白くて興味が尽きない様子で

それを見て我を振り返りました。

 

 

 

くら乃屋の近く、飢饉の碑も

 

 

 

遠野七観音の一つ、松崎観音も

しばらくぶりの再会でした。

 

 

移住当初に、貪るようにあちこち行っていたのに

いかんなぁ、錆びちゃうよなぁ、感性が

と気づかされたフィールドワークでした。

 

 

ただどうしても

どの場所も大勢で訪れるのに

ふさわしくない気がして

なんとなく講話の輪から離れてしまいました。

 

先生のお話は

とっても面白かったです。

 

都合が合えば、また行きたい!

 

 

最後に行った菅原神社では

いつも清々しいお社が

多くの人の足音が境内に入るを聞いて

ハッとなさった気がしました。

 

ワタシがなぜ遠野が大好きになったかは

この感覚であったことを

思い出しました。

 

 

 

移住も九年目に入ると

新鮮だったものが日常化して

眼にうろこが付いたようです。

 

余計なうろこを

自覚して取って行かなければと

心に決める年の暮。

 

 

 

皆さまにおかれましては

新しい年がより良い一年となりますよう

心よりお祈り申し上げます。

 

では、また来年♪

 

 

←良いお年を〜♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

運動しよう

遠野のイベント comments(0) - くら乃屋女将

それでなくとも田舎は車生活。

 

意識して歩くように仕向けた健康推進策にのって

万歩計を持っていることはご報告しました。

 

で、す、が、

例えば今日は吹雪。

横から叩きつける雪の中ウオーキングすれば、

ホ〜ラ、あなたも遭難者。。。

 

健康を目指して、命を賭してはいけません。

 

こんな日は階段のあるショッピングセンターか

やたら面積が広いスーパーへ行って

買い物するでもなく5、6周するのが遠野流です。

 

でもなー、それはやりたくないよなー。

 

と思っていたらば

あーた、ちょっと、奥さん、

聞いた?

 

 

ラ*ザップ、遠野来るってよ。

 

 

 

 

盛岡で座して待ってはいられなかったか、ラ*ザップ。

 

遠野まで出張ってもねー、

盛岡まで通うきっかけになるのかしらー。

 

運動なさる方は体脂肪率2%だし

全然なさらぬ方は出不精だし

遠野市民って、ちょっと極端かも?

 

 

ワタシは年明けから

市民センターでの運動教室に通う所存。

 

だってぇ

タダだから〜♪

 

 

←新年の抱負にしよっかな

 

 

 

 

 

Merry Christmas

番外 comments(2) - くら乃屋女将

 

♪ Merry Christmas ♪

 

ねこ

 

ねこ

 

ねこ

 

 

 

 

←聖しこの夜〜♪

 

 

 

全国二位

学校 comments(2) - くら乃屋女将

最優秀賞は逃したものの、全国二位の快挙です。

 

次点の優秀賞は5名。

そのうちの一人という栄誉です。

 

 

その次は優良賞、10名。

さらに入選が104名。

 

日本各地より応募された中からの受賞です。

 

すごいわー。

えらいわー。

 

英語が母語ではないことに

何ら変わりはありませんからね。

 

副賞の品が届いた時、先生方と

手のひらサイズの、ちょっと重い、固い箱の中身を

メダルかな、盾かな、いや紅白まんじゅうかも

などと推測していたんですけれども

中身は何と、銀色のリンゴ模様の機器でした。

主催者様、ナメてごめんなさい。

 

さすが、全国二位。

 

 

実は彼には年明けに

日本語の大会に臨んでもらうことになっておりまして

担当としてはややプレッシャーです。

 

優秀な学生ですので

周囲の期待がなのです。

 

いいのいいの、楽しんでくれたら

それでいいの。

 

 

←副賞がコメなら…

 

 

 

 

なんたって岩手

岩手の色々 comments(0) - くら乃屋女将

さて、前回に引き続きまして

岩手の誇るうまいもんのご紹介@ワタシの味覚

でございます。

 

え、あれは入ってないの?

ま、それしかないの?

などの苦情は

現ブツをこちらまでお差し入れくださってからの

受付となりますのでご了承くださいませ。

 

では、参ります。

 

 

まず何と言っても

 

海鞘〜☆

 

ホヤでございます。

酢のものにヨシ、焼いてヨシ。

殻つきのホヤは鮮度が命。

 


ああ、カントーで食したものは

ホヤにしてホヤに非ず。

クサイばかりのものしか知らなかった。。。

 

旬は春の終わりから夏にかけてですから

観光でお越しのお客様にも

絶品ホヤを食すチャンスがございます!

 

ホヤは、ほんっっっとに

うまいですよ。

 

 

 

お次には…

 

 

どんこ〜☆☆

 

どんこの名をご存知ない方もおられましょう。

アイナメの一種で

白身のとても柔らかい魚です。

 

どんこの真骨頂は鍋。

ものすごく濃厚な出汁が出ます。

どんこのあぶらが味噌に合って

贅沢な汁となるのです。

 

はふはふと啜って氷点下の夜もぬっくぬく〜。

 

冬の東北にお出での際には

どんこ鍋を探訪なさることをお勧めします!

 

水炊き鍋がバカらしくなりますことよ。

 

 

 

さらに続いては…

 

 

シドケ〜♪♪♪

 

こちらのブログ記事でも何度か叫びましたが

採れる時期がとてつもなく短く

今なおワタシの眼ではすぐに見つけられぬ

ワタシにとっての the king of 山菜。

 

毎年ご近所様が差し入れてくださるので

本当にありがたく

しかも遠慮なく頂戴しております。

 

 

あの風味は到底言葉に表せるものでなく

山菜の苦味が苦手な方でも(多分)

楽しめる山の香りだと思います。

 

雪が解けるより桜が咲くより

シドケが食べられる喜びの方が勝っておりますのよ。

 

 

 

も一つ行きます〜…

 

お次は

 

ボリ〜♪♪♪♪

 

 

ボリメキと呼ぶ方もおられるようで、

これはナラタケのことでございます。

 

もちろん天然もの。

 

つまりは皆さまが独自に

採取の場所を持っておられる、という例のアレです。

 

このボリは汁物が一番ですね。

この子が入るだけで味も風味も一変します。

 

なんじゃこりゃ!

のうまさですのよ。

 

 

 

どれもこれも地元の人には

普通過ぎる食材ですが

もしワタシが観光で来た時に出会っていたら

きっとこれらを目当てに

再訪したことと思います。

 

あっと、

シドケは県民になる前に食べてましたね。

 

遠野市民になって

再び出会えた時の感動ったら、

あーた、

そりゃもう、きゃーきゃーでしたよ。

 

 

新鮮なワラビもフキノトウも

あえて取り上げない食材になってしまいました。

なんだかちょっと

自分が東北仕様になった感があるようで

ほんのり嬉しい。

 

 

いずれ春の恵みは嬉しいもので

季節の走りにはどうにもこうにもそわそわして

採りに行きたくなるんです。

 

 

 

 

←もっとなんかありそう

 

 

 

 

 

 

 

 

お気づきくだされ

岩手の色々 comments(0) - くら乃屋女将

某協会の納会に出たときのことです。

 

私以外は皆さま地元のご出身。

そんな中でふと話題が暮坪カブのことになりました。

 

暮坪カブとは

遠野の暮坪地区で生産されている

辛味大根のようなカブでして、

蕎麦のつけ汁に入れますと

ほのかな辛味が山葵のような風味で

とても美味しいのでございます。

 

このカブ、実は東京のM場R三郎氏のお店でも

食材として採用されたことがあるんです。

 

くら乃屋では、

ジンギスカンに次ぐおススメとして

暮坪カブでお蕎麦を召し上がってくださいと

お客様にご案内しています。

 

が、

それが皆さまの驚きとなったのです。

 

え、あれが?そんなに?

 

という反応です。

 

そーです!

あれこそ全国に誇る遠野の食材です!

と熱弁するワタシに

皆さま、

へー……。。。

 

口角泡を飛ばしてワタシが語るより

鉄人のお名前が出たことで

ぐっと説得力が増したようでした。

 

 

ほんとにあれはスゴイんですってば。

 

だったら!

 

と、岩手のうまいもん、

目からうろこがばらばらと落ちた食材を

次回ご紹介したいと思います。

 

 

地元の皆さまにとっては身近すぎて

特別なものと思えぬものばかりだと思われます。

 

では、お楽しみに。

 

 

 

十月にお客様から頂いたテテの写真です。

 

フロント係は輸液を繰り返しつつ、

なんとか元気でやっております。

 

御心を寄せてくださって

ありがとうございます。

 

毎日熱心にストーブ番をやっております。

 

 

 

←焼き芋、始めました

 

 

 

 

 

ほのぼの華燭

思えば遠くへ来たもんだ comments(0) - くら乃屋女将

先日再び帰京して

甥の結婚披露宴に出てまいりました。

 

入籍はとうに済ませてからの披露宴は

親族だけの集まりでした。

 

入籍してから二人で

この日のために貯金してきたかと思うと

それだけで胸がいっぱいになりそうでした。

 

 

 

乾杯の発声はさすがに

伯父にお願いしていましたが

それ以外はすべて二人が

やってくれたんですの。

 

上司の祝いの言葉も

友人のスピーチもないので

二人がおもてなししてくれたんですよ。

 

抽選会やギター演奏やプレゼント。

 

紋付き袴と色打掛姿で

足を組んでの演奏でした。

いえい♪

 

なんて喜ばしく温かい

宴であったでしょう。

 

賑やかな披露宴も楽しくて良いですが

手作り感たっぷりの

ほのぼのした披露宴も良いものですね。

 

色々な形の披露宴があって、よし。

 

お招きをありがとう。

 

二人ならきっと

良い家庭を築くことと思います。

 

いつか二人で、

もしくは三人で、

いやさ四人でも

遠野に来てね。

 

 

 

←幸せにおなり

 

 

 

インスタバ恵

日常 comments(2) - くら乃屋女将

これはワタシのせいじゃないです。

レノ坊がそうだと主張するんです。

 

インスタバ恵。

 

もちろん、イン須田gのことですわよ。

えーっと、インスタグラムね。

 

レノ坊すらおいて行かれた感のある

昨今のSNS。

最近ではブログももう

過去のものになりつつあるんですかしら。

 

かつて楽しませていただいた

アチラコチラのブロガーさんたちが

インスタグラムへ行ってしまって

ブログに戻ってきてくださらないのを

寂しく感じております。

 

手短な方がイイ、

簡単な方がイイ。

 

でも、でもですよ、

インスタをしないものの僻みと言わば言え、

手短で簡単だけがイイなら

わざわざSNSで発信しようとすること自体が

手間になるんじゃありませんか。

 

違いますか。。。

 

違うんですね。。。

 

きっと、そう、

私の知らない感覚がそこにはあるのですね。

 

コ  ン

(うつむいて石を蹴る音)

 

 

 

いや、なんのっ。

 

雪の中、散策を楽しむ社務ねこさんを見習って

向かい風でも顔をあげて

シッポを立てて

歩いていきますとも。

 

インスタグラムの世界に行きたいなど

身の丈に合わぬ夢は

持つまいぞ。

 

 

←ムリだってば

 

 

 

 

 

 

お待ちしてますよ〜♪

我思う comments(0) - くら乃屋女将

12月も三分の一が過ぎました。

大掃除だ、年賀状だと

お忙しくお過ごしのことでしょう。

 

でも、お楽しみもありますね。

 

忘年会、ですか?

いいえ、麗しきこの響き。

ボーナスでございますよ。

 

自営業になりますと

全くの無縁になります、ボーナス。

 

それに合わせてセールだのバーゲンだの

感謝祭だの、ったく…舌打ちものです。

 

ましてや冬の岩手県、

観光のお客様がめっっっっっっっきりと少なくなり

閑散期の見本のような毎日を過ごしているというのに

懐を温くしておられるとは

なんて裏山の狸。

 

せっかくのボーナスですからね、

皆さま

貯金などとしみったれたこと申しませんで

消費いたしましょ。

使いましょ。

旅に出ましょ。

 

いっそ寒くて凍てつく地へ!

 

 

 

今年のリンゴで作ったリンゴジュースが

ちょうど出荷を迎えています。

 

お写真の紅玉ジュースは終わりましたけれども

各種のリンゴをブレンドした

爽やかにして甘いジュースが

お楽しみいただけますよ。

 

 

今年を振り返るその前に

さあ、皆さま!

 

行こうぜ!東北!

 

JRのキャンペーンページはコチラ→ 

 

 

←さっぶいよー♪

おとな塾

遠野の人 comments(0) - くら乃屋女将

彼女はとてもうつくしい人です。

 

顔の造形云々ではなく、

人として本当にうつくしいのです。

 

お嬢さんとの時間を確保するためにお勤めを辞し、

自由になった時間をフルに活用して

行政書士の資格を取り

かねてより持っていた宅建の資格と合わせ

幅広い相談に乗ることができる事務所を開設しました。

 

その一方で「おとな塾」なるものを主宰し、

セミナーやドキュメント映画の上映など

大人が自らを磨くための機会を提供してくれています。

 

 

そんなこんなをサラリとこなしてしまう

すんごい人なんです。

 

そんな彼女にお誘いいただいて

先日、とてもよい映画を見せていただきました。

 

 

 

小児科医、真弓定夫氏を追ったドキュメント映画です。

 

もう既に閉院なさっておられますが

薬も注射器もない医院で

食事など日常生活の指導をして

医者がいらなくなる世の中を目指すべきだとおっしゃる

徹底した実践の人なのです。

 

その信念の強さに

実践の徹底ぶりに

人生を賭して主張なさる揺るぎなさに

感動いたしました。

 

まだ揺すぶられる気持ちを

自分も持っていたなんて

嬉しい発見でもありました。

 

 

おとなもまだまだ学ばねば。

 

 

←勉強が楽しい

 

 

 

 

 

 

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