準備しましょう

日常 comments(0) - くら乃屋女将

台風が列島を縦断します。

950hpaですからね、すんごい強烈ですよ。

 

ご油断なさらず、しっかり準備をしましょう。

 

停電になると、くら乃屋では

井戸水をくみ上げるポンプが稼働しなくなるため

断水となります。

 

断水になった場合の備えも怠りなく

整えなければなりません。

 

過剰な備えを笑う人は、もういないでしょう。

 

明日は、わが身。

 

目の前のいつもの風景が一変して

牙をむいてちっぽけなニンゲンを翻弄するのです。

 

 

今日と明日、外出しなくても良いように

台風が近づく前に準備しましょう。

 

 

手前どもは

お客様を迎える立場ではありますが

ご旅行を諦める勇気も

時には必要ではないかと考えます。

 

 

ささ、皆さま

 

 

 

ご安全にー!

 

 

←岩手もヤバイ

 

 

 

遠野に女子神楽あり

遠野の人 comments(0) - くら乃屋女将

さて、目のくまも取れたことですし

先日の観月会の様子をご紹介しますね。

 

遠野の商工会には女性部がありまして

独自の活動をしています。

 

遠野駅のベンチに

冬は長座布団、夏は畳座布団を敷いたり

遠野町屋のひな祭りを催したりしています。

 

で、時々勉強会やお楽しみ会的な催しもしていて

その一つが観月会。

 

お商売をなさっている女性たちですから

大体が家族経営。

ですからこの日はおとーちゃんから離れて

ちょっとおめかしして

オモイキシ女子バナするのが楽しみなのです。

 

 

遠野盆地の日は暮れて

 

 

 

準備万端

 

 

 

これは御供物ですが

後に市長も参戦しての

争奪じゃんけんゲームの賞品でもあります。

 

 

この日は

遠野が誇る伝統芸能を担う

女子神楽をお招きしました。

 

その昔には、

その家の長男にしか継がせなかった神楽舞ですが

少子化の波の大きさに抗えず

女子にもその門戸を開いたのです。

いえーーーい。

勇断に拍手〜♪

パチパチパチパチ!

 

 

 

まずは鳥舞

四方八方をお浄めします。

 

 

 

続いては、

お商売をしている会の女性たちのために

恵比寿舞〜♪

 

彼女たちの舞は

やはり女性ならではの柔らかさがあります。

 

そして何より

神楽愛があふれ出ていて

見る者にもそれが伝わります。

 

神様に捧げる舞が踊れることの

喜びが満ちている舞でした。

 

なんという眼福であるか。

 

 

この女子たち

間違いなく遠野の宝です。

 

 

←何度見ても感動

 

 

満月の夜は老けて、否、更けて

生き物たち comments(0) - くら乃屋女将

目出度くハタチになった老猫は

定時のご飯は食べたり食べなかったり。

 

なので、要求ごとにも対応していたらば

夜中のお給仕が日常となりました。

 

昨日は中秋の満月を楽しむ観月会に参加し

午後9時ごろ、ゲームの戦利品である一升瓶と

会場を飾っていた豪華な花のおすそ分けと

食べきれなかったお料理の折詰を抱えて戻りましてから

すぐに花を活け直しをして

寝酒を浴び嗜もうとしたのですけれど

妙に腹がいっぱいで、お酒も入らないのでした。

 

番頭も寝ちゃってるし

もう寝るか。

 

と早々に床に就きましても

なぜか目が冴えて眠れません。

 

 

寝返りを繰り返してしばらく

老猫の ハラがー減ったんだニ゛ャア゛ア゛

これが第一弾で午後10時半。

 

昨晩は12時と1時と3時半の豪華4本立て。

 

でもですね、

眠っていたところを起こされたら腹も立ちますが

ほぼ眠ってないんで怒りもなく

ほそっこい体を優しく抱きかかえて

よしよし、今度は何だい?

と心広い対応ができましてございます。

 

眠れないのも功がある。

 

 

観月会では生憎

満月を臨めませんでしたが

真夜中過ぎの天空を見れば

少しぼんやりとではありましたが

ほの白い満月に会うことができました。

 

 

今この記事を書いていて

会社勤めじゃないって

こんなにもありがたいと痛切に思っています。

 

 

本日午後、皆様におかれましては

不要不急の要件でないお電話は

できるだけご遠慮いただけましたら

幸いです。

 

 

当の本にゃんは

 

 

 

穏やかで善哉。

 

 

←クマくっきり

 

 

 

 

 

村兵さんが終わって秋が来る

日常 comments(3) - くら乃屋女将

昨日は集落の神社の例祭。

とても青空が美しい一日でした。

 

村兵稲荷(むらひょういなり)の祭りが終わると

Tシャツの着納めも近い。

 

 

 

6月まで二つ履いていた草鞋が

一つになった途端に超繁忙期となったので

久しぶりにご近所様たちとおしゃべりができて

楽しかった〜♪

 

焼き鳥も焼きそばも汁物も鹿肉も綿アメも

美味しかった〜♪(食い過ぎ)

 

 

 

そして本日24日、

東京は根津にて

猫にまつわる写真と陶器のグループ展

ねこここち vol.3

が始まります。

 

詳しくはコチラ→http://nekokokoti.blog.fc2.com/

 

 

寝て食べて働く

だけじゃない日常をお持ちの方たちって

素敵です。

 

しなやかで素敵だなぁと憧れます。

 

 

 

ワタシは、食べて寝て働いて+吞む

くらいでしょうか。

ダメじゃん。

 

 

←祈、御盛況

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

旅、する?

岩手の色々 comments(0) - くら乃屋女将

なんとなく、

ちょっとした占いのようなものをしてもらったら

ワタシ、疲弊してるらしいです。

 

視線を変えるために、

旅行とか休息とかしたほうがいいらしいです。

 

 

疲弊の自覚ゼロ。

 

 

秋に向かう遠野におりますと、

眼にはいる風景がとてもうつくしく、

特段どこかへ旅をしたくなるようなこともありません。

 

遠くの山の頂に並ぶ貞任の風車、

色を変え始めた山肌の緑、

眼下に広がる黄金色の田んぼ。

 

じゅうう分、旅の気分。

 

 

 

 

どっか行きたいところって

あったけなぁ〜…?

 

考えても思いつかず。

 

あ、行きたい場所が思いつかないのって

好奇心欠如ってことなのかしら。

 

 

明日は集落のお稲荷さんのお祭りで

ちょっとだけ非日常が待ってるから

それでいいかな。

 

 

 

稲穂の色で癒される

安上がりな自分をほめよう。

 

 

 

←月旅行は遠慮

 

 

 

 

雑色

思えば遠くへ来たもんだ comments(0) - くら乃屋女将

表題は駅名です。

 

よみかたは「ぞうしき」です。

ワタシの実家はこの駅から

徒歩で約15分のところにありました。

 

高校も大学もこの駅を利用して通っていました。

20代の後半に独り暮らしを始めるまで

ずっとお世話になった駅です。

 

あと二駅で神奈川県です。

ぎりっぎりで東京都、23区。

ええ、もう極というは縁というか

端っこです。

 

 

この駅があるのは私鉄の

京浜急行電鉄線。

絶対にストをしないという伝説の

京急線。

♪赤い電車に白い帯〜♪

 

ほとんど全線が高架になったのを契機に

駅名を変えることを検討中らしいです。

 

雑色駅も読みにくいし

地名も違うから変えよっか

って。

 

すっごいショックでした。

 

両親はもういませんし、実家もありません。

さらに出身地の駅名がなくなったら

とぉーく感じますね、自分が育った町が。

当時の面影なんぞ

これっぽっちもないですしね。

 

 

遠野でお世話になった方の訃報に接し

これからの自分のことを

ちょっと見つめ直してみようかと思った時

自分の来し方が妙に不安定に感じました。

 

 

季節が秋に変わりつつあるのも

この心の揺れに無関係ではなさそうです。

 

 

 

猫たちは安定した眠りについています。

 

 

 

←すまん寝

 

 

 

 

 

祭りが終わって

日常 comments(0) - くら乃屋女将

遠野まつりが終わりました。

 

お囃子が田んぼの方から聞こえてきて

町の至る所でしし踊りの門掛けを見かけました。

 

昨年は教え子が太鼓の役で祭りに出たので

ほんのちょっとだけ見に行きましたが

今年は全くできませんでした。

くやじー。

 

この仕事をしている限り

ずぇったいに祭りの全容を見届けられない宿命。

 

ここしばらく

しし踊りを見てないなー。

さびしいなー。

つまんないなー。

 

 

お盆休みが無くても、黄金の連休が無くても

へっちゃらなんですけど

遠野まつりが見られない、

しし踊りの競演が見られないのは

とても悲しい。

 

 

この時ばかりは引退したいと

本気で思ってしまいます。

 

一昨年に遠野へ来た若い移住者が

しし踊りデビューしました。

祭りに参加するという道があるということに

激しく妬みを覚えます。

いいな゛ぁぁぁ。。。

 

 

その祭りも、終わりました。

 

 

 

遠野はすっかり秋の気配です。

 

 

 

 

←青空に秋雲

 

 

 

もうダメかも

遠野の人 comments(3) - くら乃屋女将

数日前のことでした。

 

買い出しを終えての帰路、

くら乃屋へ向かう最後の坂道を

車で上がっていく途中でした。

 

坂の上からウォーキングで下りてくる一組のご夫婦、

見れば隣り集落のあのワンコのおっ父うとおっ母あ。

 

助手席で満面の笑顔で両手を大きく振ってご挨拶〜♪

すれ違いざまに気付きました。

 

全っ然

知らん人じゃねえか!

 

 

 

隣りで番頭が「誰?」

ワタシ「知らない」

番頭「!?」

 

どうりで無反応だと思ったわ。

そりゃそうだわね。

 

見知らぬご夫妻の方、すみませんでした。

さぞ気色悪うございましたでしょ。

 

目と頭をヤラレルとね、こういうことが日常ですのよ。

 

 

 

 

本日は八幡様の例祭で、

市内の至る地域から

しし踊りが奉納舞を行います。

 

田んぼはその色を

徐々に黄金へと変えています。

 

BBAがBBA化を進めるように

季節はまた廻ってゆくのです。

 

 

 

ねー、ぶー太。

 

推定誕生日9月17日、

明日でぶー太はハタチになります。

 

 

 

←祝・成にゃん

 

 

 

秋も美味しい

遠野のおいしい comments(2) - くら乃屋女将

夏は終わりました。

 

もう今頃はとうに赤道を越えて

ミクロネシアも越えて

オーストラリアあたりまで行っちゃったんだと思います。

 

12月24日のサンタみたいだ。

 

くら乃屋では客室の扇風機を撤収しました。

 

今週末は、遠野まつり。

 

まつりが過ぎるといよいよ稲刈りを待つ季節です。

 

早いなぁー。

 

ボーっとしていると年末になっちゃいそう。

 

雪が降る前に

いや

霜が降りる前に

秋のおいしいを満喫せねばっ!

 

皆さま、ご準備怠りなくっ!

 

キノコ類は、その眼を持たないので

他力本願、お情け待ち。

 

 

でもまずは、りんごー!

「さんさー」!

 

 

 

今年も来たね。

ありがとうね、かわいいね。

 

 

 

見る者をうっとりとさせる畑。

 

うつくしき白い花、

貴方はワタシの大好物を育ててくれている。

抱きしめたい、たぐりたい。

 

 

肥ゆるのは馬ばかりだろうか。

そうよきっと馬ばかりなのよ。

肥えたら、それは馬ということなのよ。

 

 

 

←ひひ〜ん

 

 

 

 

 

 

 

眼福

岩手の色々 comments(0) - くら乃屋女将

盛岡じゃないってところがミソ。

 

花巻は東和町土沢にある

萬鉄五郎記念美術館にて開催中の

写真展に行っちゃったもんね。

 

 

絶対に行くって決めてましたから

行っちゃったもんね。

 

 

 

いえーーーい。

 

釜石線の土沢駅から徒歩数分。

でも戻る列車は4時間後だもんね。

 

他に目的ないもんね。

 

たっぷりとゆっくりと堪能しました。

 

だって写真家さんですものね。

 

 

入場券はこんなでした。

 

 

さあ栞としてお使いなさいと言わんばかり。

 

お写真はもう、眼福ものでした。

 

猫のいる場所の

匂いや喧噪までが立ち上るような

そんな写真ばかりでした。

 

 

1時間以上かけて観覧したのち

当然グッズコーナーがあるわけで

出口前の罠のように

商品がならんでおりました。

 

で、戦利品がコレ。

 

 

写真スタンプですってよ。

ご存知でした?

本当に写真のようです。

 

これを選ぶのがまた、あーた、大変でした。

 

 

坂の上の美術館から坂を下って

東和町民のソウルフードをいただきました。

 

 

 

お店が開いている間

ずっと焼き続けられているたこ焼き。

 

そんなに焼いていいのか?

と心配するほど。

 

だって土沢商店街、

人が歩いてない!

全く無人!

 

大通りだってガラッガラ!

 

車の気配さえない!

 

でも、そこはそれ、ソウルフード。

次々とお持ち帰りのお客様が来るんですな。

 

小さなお店でも

がっちりと地元民の胃袋をつかんでいる

なかなか味のあるお店でした。

 

さて列車の時間までをどうしようかと思案の後、

また坂を上って美術館の隣の

蔵の中にあるカフェで

コーヒーを楽しみながら文庫本。

 

アラー、こんな贅沢な時間久しぶりだわー

と思いつつ北大路さんの世界へ。

 

おしゃれなカフェで文庫本読みながら

笑いを押し殺すBBA一匹。

 

良い一日でした。

 

 

←公子さんは家で読め

 

 

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